【おうち着物】着物を部屋着として気軽に楽しむ

着物は、冠婚葬祭などできちんと着付けをするイメージが強いですが、洋服と同じように部屋着として楽しむこともできます。着物の堅苦しいイメージを取り払って日常の部屋着として、着物に親しんでみてはいかがでしょうか。

楽な着付けをすることで、着物もリラックスできる部屋着になります。おうちで着物を気軽に楽しむ方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 普段から着物生活が多い
  • 毎日着物生活で過ごしたい
  • どういう着物を選んだらいいかわからない
目次

おうち着物は楽に着るのがコツ

おうち着物は、部屋着としての着物なので、楽に着れるスウェットやゆったりしたワンピースくらいの感覚で気軽に着るのがコツです。着物しかなかった時代は、誰しも着物のままでくつろいでいたのですから、楽に着物をきてみましょう。

無理して着ない

おうち着物を始めたからといって、毎日着物を無理して着る必要はありません。

ワンピースを着たい日もあれば、ジャージで過ごしたい日もありますよね。そのうちの選択のひとつとして、着物を加えるくらいでいいでしょう。

無理をして、着物を着ても嫌になったり、辛くなったりではもったいないです。

週に1、2回程度、おうち着物を楽しむところから始めるとちょうどいいです。

キッチリ着なくてもいい

おうち着物は部屋着ですので、キッチリ着なくても大丈夫です。

家で楽に過ごしていたら、だんだん着崩れてきます。温泉のお風呂上がりに浴衣で過ごすときをイメージしてみるのもいいでしょう、くつろいでいますよね。

苦しくないように着る

着物の着付けというと、タオルを入れて補正されたり、色々なところを紐で結ばれたり、窮屈な感じがしますが、おうち着物ではそういう必要はありません。

自分が違和感なく着ることが大事です。違和感を取り除くように、自分が苦しくない着方をしましょう。

おうちで着る着物の選び方

お家で着る着物は、部屋着ですから食べこぼしで汚してしまったり、座りっぱなしでしわになったりします。そんなとき、洗える素材だと安心でき、気軽に着物が着れますね。

素材

おすすめの素材は、綿、ポリエステル、デニムが洗えるものとしておすすめです。

正絹の着物はおうちで洗濯できないのでおすすめできませんが、外に着て行けなくなった難ありの着物ならおうち着物にしてしまいましょう。

価格

おうち着物を新しく購入するなら、古着屋やフリーマーケットなどで安く売られている着物がおすすめで、1,000円〜3,000円くらいで購入できます。

外に着ていくには、擦れや穴あきがあって多少難ありの着物でも、おうちで着ると思えば大丈夫です。

安い着物なら、普段着ないような色や柄にチャレンジして楽しんでみるのもいいですね。

思いがけない色や柄が、自分に似合うことに気づくかもしれません。

着付けは楽にする

おうち着物は、リラックスウェアと考えれば着付けもいかに楽にするかですね。

従来の着物の着付けにとらわれずに、楽な着付けを考えましょう。

一般的に着物の中には、襦袢を着ますが、おうちでは無理して着る必要はなく、Tシャツや長袖シャツなど季節に合わせたインナーで代用できます。

足の方は、夏はステテコ、冬はレギンスなど自由にアレンジしてみましょう。着ていて楽が一番です。

裾を短めに着付ける

おうち着物は、裾を短めに着付けるのがおすすめです。

床スレスレの丈では、家の中を動き回るときに邪魔になります。普通に動こうとしただけなのに、裾が邪魔で転倒したり、足元のものが裾に引っかかるおそれもあります。

普段の行動に照らし合わせて、自分の動きにあった安全な丈を見つけましょう。

使う紐は最小限にする

着物を着るときには、なるべく着崩れないように何本もの紐を使いあちこちで結ばれます。

これはとても窮屈ですね。おうちでは着崩れの心配がないので、紐できっちり結ばなくても大丈夫です。

おうちで着る着物には必要最小限の紐だけ使いましょう。

また、「結ばない帯結び」、サッシュベルト帯、マジックベルトタイプの帯など、簡単に使えておしゃれに見える帯がありますので、最小限の紐プラス帯の参考にしてください。

着物で家事をするとき

着物で家事をするなら、割烹着や上っ張りを着ることで汚れが防げます。

かわいいエプロンを選んで、たすき掛けをすることで袖を汚さないようにできます。

着物にフリフリのかわいいエプロンだと家事のテンションも上がりそうです。

着物にエプロンは意外と似合いますよ、レトロモダンな雰囲気が味わえます。

おわりに

この記事ではおうち着物の楽しみ方について紹介しました。

外で着物を着るのはちょっと勇気がいるなという方も、おうちの中で着物に慣れていけば、だんだん外にも着物で出掛けてみたくなるのではないでしょうか。

着物は窮屈で、かしこまった場面だけで着るものではなく、少しずつ生活にも取り入れて、自分が着やすい、自由な着こなしを試してみてください。

おうち着物生活を楽しみましょう。

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