よし!着物を着てみよう!と思いたったのはよいのですが何から初めていいかわからない!なんてことありませんか?
今はたくさんのブログやyoutubeなどで情報集めることができます。
皆さん着方も違うし、揃える道具も違います。どうも迷ってしまいますよね。
たくさんの情報の中からの一つでもこの記事がお役に立てると嬉しいです!(^^)!
必ず着物を着るときに必要なものがあります。
この記事では、着物を着付けする際に必要なものや前日の準備・アフターケアについてまとめてみました。
一緒に着物デビューを果たし、きものライフを満喫しましょう☆☆
- これから着物デビューしようと思っている
- 着物着てオシャレして出かけたい
- 友達に少し差をつけたい
- インスタ映えを撮りたい
着物って何をそろえればいいの?
- 肌襦袢(はだじゅばん)
- 裾除け
- フェイスタオル3~5枚
- 長襦袢(ながじゅばん)
- 半衿
- 衿芯(えりしん)
- 足袋
- 腰紐3本
- 伊達締め2本
- 帯板
- 帯枕
- 帯揚げ
- 帯締め
- 髪飾り
- バック
- 草履
それぞれの使い方の紹介
~下着・インナー類~
肌襦袢・裾除け
肌襦袢と裾除けは、洋服でいう下着のような役割です。
肌襦袢は、上半身用で裾除けが下半身用の下着になります。
先に肌襦袢を着用し、その後腰に裾除けを巻き付けます。
フェイスタオル
フェイスタオルは、着物を美しく着付けするための必須アイテムです。
着物を着用する際は、寸胴なスタイルが理想的です。
胸元・腰もとに薄手のフェイスタオルを巻き付けて調整をします。
3~5枚ほどあるといいと思います。
長襦袢・半衿
長襦袢は、洋服でいうインナーの役割です。
肌襦袢と裾除けとの違い、袖口から見えるのでコーディネートのポイントになります。
半衿
半衿は、長襦袢に付ける衿です。
半衿は長襦袢の襟元に縫い付けるか両面テープで貼り付けます。
衿芯
美しい襟元を作るのに衿芯は、必須です。
衿芯は、長襦袢の衿に入れます。
~足元~
足袋
足袋は、洋服でいう靴下の役割です。
後から履くと着崩れの原因になるので先に履いておきましょう。
~腰回り~
腰紐
腰紐の使用方法は、2種類あります。
・着物の固定
・帯結びの仮紐
として使用するので3本ほど用意があるといいでしょう。
伊達締め
伊達締めは、洋服でいうベルトの役割です。
伊達締めは、長襦袢で1本・着物で1本で合計2本使用します。
前板
帯のシワを防ぐ役割で帯の間に挟み込みます。
帯枕
帯を締める際にお太鼓の形を整える役割をします。
※お太鼓は、帯で結んだ際に背中に出るふくらみのこと。
~帯周りの小物~
帯揚げ
帯揚げは、帯の上部をから数センチ見えるように着付け、着物のコーディネートを決めるポイントになります。
また、帯枕を隠す役目もあります。
帯締め
こちらは、帯結びを支えコーディネートのポイントになります。
~その他小物~
髪飾り・バック・草履
小物は、TPOに合ったデザインやお色目のものを選ぶようにしましょう。
~着付けのおすすめアイテム~
和装ブラ
普段のブラを使用するとボリューム感が出てしますので理想的な寸胴スタイルにする為に和装ブラを使用します。
着物スリップ
肌襦袢と裾除けが1つになったものが着物スリップです。
肌襦袢と裾除けより着付けが楽になります。
和装締め
腰紐の代わりになるものです。
両端にクリップがついていてゴム製なので締め付けも少なく優れものです。
着付けをする前日に行うこと
- 着物を着る前日に着物・帯・長襦袢を出しておく。
直射日光の当たらない・風通しのいい場所に着物ハンガーで掛けておきます。
しまっている期間についた防腐剤のにおいや畳みジワを取る効果があります。
着物ハンガーが無ければバスタオル用の長めのハンガーが100均一にも売っているのでおすすめです。
- アイロンをかける
足袋は、洗濯した際にしわが残るので気になる方は、アイロンすることをおすすめします。
また、帯揚げも結びジワが出来るので同様に気になる方はアイロンしましょう。
※デザインによってアイロンしない方が良いものもあるので必ず調べてからアイロンしましょう。
~アイロンのかけ方~
足袋は、綿素材の場合高温設定で素早くアイロンする。
帯揚げは、中温であて布をして圧をかけずにアイロンする。
- しつけ糸をとる
新品の着物の場合、しつけ糸がついています。
しつけ糸は、粗くざっくりと縫ってある糸です。
前日にハサミで切り取っておきましょう。
アフターケア
着物を脱いだら着ていたものすべて着物ハンガーに掛けておきましょう。
湿気や汗を飛ばすために半日から2日ほど必ず掛けておきます。
気苦しくないように気を付けるポイント!
- 着付け際に息を大きく吸う
着付けの際に息を大きく吸って胸を大きくします。
そうすることで紐の締め付けが楽になります。
- 結び目の位置に気を付ける
腰紐の結び目が重ならないように着付けするようにしましょう。
- 帯枕を下げる
着付けの際に帯枕の位置を高くしてしまうと帯枕の紐が
みぞおち付近にきてしまい息苦しくなります。
なので、着付けが終わった後に帯揚げの下にある帯枕の紐を帯の内側へ上から押し込んでください。
それでも下がらない場合は、正面以外に両わきにある紐も上から押し込んでみてください。
帯の上部から約5センチ、帯枕の紐が下がるとかなり楽になると思います!(^^)!
まとめ
着物は、着る機会がないと使用する小物の名前・使い方など何が何だか分からなくなってしまうと思います。
しかし、意外にも少し勉強すればすぐに分かるものばかりです。
一度、覚えてしまえば自分の着付けやお子様の着付けなどいざという時にとても役に立ちます。また、着物離れしている今の時代だからこそ着物を着るだけで素敵な思い出になると思います。
ぜひ、気になった方は着物デビューをしてみてくださいね(*^_^*)
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