神社やお寺と言えば、「初詣」や「祈願する場所」というイメージが強いのではないでしょうか。
もちろん間違ってはいないのですが、願いが叶ったあとにお礼を伝えに行くことも大切なんですよ。
この記事では、神社やお寺での「お礼参りの方法」をご紹介していきます。
最後まで読むことで、きっとあなたも参拝したくなるはず!
神聖な場所である神社仏閣には良い気が集まりやすく、パワースポットとしても人気があるのだそう。
着物でのお出かけ先に神社やお寺を選んでみても良さそうですね。
お礼参りってなに?
そもそもお礼参りとは一体なんなのでしょうか。
一般的には、神社仏閣にお願い事をして成就したら、参拝に伺うことをお礼参りといいます。
必ず行わなければいけない、といった規則はありませんが、神様にお礼の気持ちを伝えることが何よりも大切なんだそう。
必要に迫られてするのではなく、感謝を伝えたいと思ったとき自然と足が向かう、という状況が理想的なんですね。
自分が願ったことを振り返り、叶ったのであればしっかりと思いの丈を伝えてみてください。
お願いの種類
どんなお願いをしたのか、それによってお礼参りの方法が区別されることもあります。
しかし、基本的にはっきりとした決まりはないので、神様に対して失礼ではない方法で感謝を伝える、ということを念頭に置いておけば大丈夫です。
大願
・大学や高校受験
・事業の発展
・金運UP
これらは大願と言われています。
合格や成功を意味する言葉です。
縁結び
良縁に恵まれて素敵な人と出会い、恋人ができたのなら相手と2人で参拝すると良いでしょう。
厄払い
数え年(生まれた時点で1歳、以降元旦毎に1歳ずつ増える数え方)を基準にしています。
男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳の年が厄年と言われています。
また、その前後の年も前厄、後厄とよばれているため、一般的に不調が起きやすい歳なのだそう。
結婚や成人などの人生の節目
成人式や結婚式など、人生の節目をむかえた時。
無事にここまで過ごせたことに感謝しましょう。
そしてこの先、幸多からんことを願うといいでしょう。
新たなスタートに
参拝は、なにかを始めるタイミングとも相性が良いです。
未来への希望や期待を込めた願いを託してみるのも良いかもしれませんね。
距離が遠くすぐにお礼に行けないときには、同じ神を祀っている別の神社(お寺)でお祈りをするのも1つの方法です。
また、外出することが厳しい場合は、自宅で神棚や仏壇に手を合わせて感謝を伝えても良いそうですよ。
お礼参りの参拝方法
続いてお礼参りの一般的な参拝方法をご紹介します。
1・鳥居の前でお礼
まず、神社の境内に入る際には鳥居に一礼をすること。
中央は神様の通り道ですので、左右どちらかに寄って通るようにしてくださいね。
2・手水舎で手を洗う
本堂に行く前に、手水舎で手を清めます。
柄杓を使って水を汲み、左手・右手の順に濡らします。
最後に左手で口をすすいで(または拭って)清めましょう。
3・参拝する
本堂で参拝するときの手順は以下の通りです。
①賽銭箱の前で軽くお辞儀
②お賽銭を入れる
③鈴があれば鳴らす
④2回お辞儀
⑤2回手を叩く
⑥手を合わせてお礼の気持ちを伝える
⑦深く1回お辞儀
これでお礼参りの参拝方法は完了です。
神社やお寺によっては違いがあるかもしれません。
独自のルールがある場合は公式サイトなどを参考にしてくださいね。
知っておきたい予備知識
心穏やかに過ごす
神社仏閣は神聖な場所なので、落ち着いて静粛に参拝するように心がけましょう。
後ろに人が並んでいる場合は、手を合わせる時間への配慮もお忘れなく。
写真やビデオ撮影
場所によっては写真撮影禁止の場合があります。
珍しいからといって、むやみに写真を撮らず、注意書きを確認するようにしましょう。
服装
派手な色や露出の多いデザインは避けたほうが良いとされています。
着物との相性はバッチリなので、オススメです。
まとめ
お礼参りは、感謝の気持ちを神様や仏様に伝えるための参拝です。
お願いをしてばかりではなく、その願いが叶ったことや、日々健康で過ごせていることに感謝をする気持ちを忘れないで過ごしたいものですね。
この機会に、ぜひ日頃の感謝を伝えに行ってみてくださいね。
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