夏の着物におすすめの柄を紹介!季節を感じるコーディネートを着こなそう

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

暑さが厳しい夏でも着物を楽しみたいですよね。

夏の着物には、どんな柄が良いのか気になっている人も多いでしょう。

着物の柄にはそれぞれ意味が込められていて、季節に合った花や風景などが多く描かれています。

夏ならではの涼しさを感じさせる柄を選んで季節感を出して楽しむと良いです。

この記事では、夏の着物におすすめな柄と着こなしのポイントを紹介します。

最後までチェックして、暑さに負けず夏の着物を楽しんでくださいね。

夏に着る着物の種類は?

夏に着る着物は、裏地を付けず表地1枚で仕立てられる単衣で絽や紗、麻があります。

絽の着物はもじり織という技法で、すき間を作りながら織っているので、透け感がでて通気性が良いです。

絽は黒留袖や色留袖など正装にも使えるので幅広いシーンで着用できます。

紗の特徴は、からみ織という網目状に織る技法で織られ生地の目が大きく開いていることから、絽よりも透け感が強くカジュアルなシーンで着るのが多いです。

麻は植物繊維で生地がしっかりしていて湿気に強いのが特徴で、繊維が硬めなので肌に張り付きづらいです。

夏の着物におすすめの柄を紹介

夏の着物の柄には、季節を感じさせる朝顔や鬼灯(ほおずき)、清涼感がでる水紋柄や雪輪(ゆきわ)を選ぶのがおすすめです。

夏ならではの柄を選んでコーディネートしてみましょう。以下では夏の着物におすすめの柄と意味を紹介します。

水紋柄

水紋柄は青や水色で水の表面に広がる波紋を表した柄で、水の持つ清涼感と透明感を表現しています。

特徴は水のように流れるような曲線で描かれ、穏やかな水の動きや風を感じさせる柄です。

水は柔らかいというイメージで調和や順応性の意味を持ち、丸みのある線で静けさや穏やかさを表現しているので上品な着こなしができます。

朝顔

朝顔は夏を象徴する花で華やかで爽やかな印象を与え、朝咲いてすぐにしぼんでしまい、儚く咲く姿から一瞬の美と呼ばれています。

花びらは青や水色、紫など寒色で描かれてるものが多く、見た目も涼しさを感じさせ夏の着物にぴったりです。

丸みのある花びらと絡む蔓(つる)や葉が優雅で恋の文様としても使われます。

鬼灯(ほおずき)

鬼灯は7月〜8月に旬を迎え、夏の風物詩として古くから親しまれています。

提灯のように膨らんだ特徴的な形と鮮やかな朱色の実が印象的です。

落ち着いた雰囲気と季節感を上品に表した柄で、鮮やかな色合いがアクセントになります。

さらに夏の夕暮れや縁日を連想させ、白や青が多い夏の着物に遊び心を足せるのが特徴です。

雪輪(ゆきわ)

雪輪は雪の結晶をモチーフ化したもので、見た目が涼しさを感じさせることから夏の着物の柄として使われています。

柄が透け感のある着物の生地に描かれることで、清涼感と上品さを出せるのでおすすめです。

雪輪単体だけでなく、他の花や流水と組み合わせて描かれているものも多く、季節問わずに涼を表現できます。

夏の着物を楽しむためのポイント

夏の着物を楽しむために小物や足元で涼しさを出して、季節感を表すのがポイントです。

夏ならではの素材やアイテムを選んでコーディネートすると暑い夏を楽しめて良いでしょう。

以下では夏の着物を楽しむためのポイントを紹介します。

着付けをする前に汗対策をする

着付けをする前には、湿気や熱が着物の中にこもらないように、冷房をつけたりして体をクールダウンさせておくのが大切です。

汗をかきやすい襟元やひざ裏などにはベビーパウダーをつけておくと、汗染みを防げるのでおすすめです。

補正には速乾性に優れている大判のガーゼを使用し、腰回りの蒸れや汗のベタつきの解消になります。

小物やアクセサリーでおしゃれに着こなす

夏の着物に合わせる小物は通気性が良く、見た目で涼しく感じるものを選ぶと季節感が出ておすすめです。

バックは竹や麻、ラタンなど天然素材を使ったかごバッグを合わせると夏ならではのコーディネートになります。

アクセサリーには、透明感があるガラスやシェルなどのピアスやイヤリングを合わせると、さりげないおしゃれになります。

足元には涼しい素材を選ぶ

夏の着物に合わせる足元は草履や下駄の軽くて通気性の良いものを選ぶと快適に過ごせます。

素材は麻や東南アジア原産のラタンなどの天然素材を選び、蒸れにくい環境を作るとベタつかず良いです。

色は白やベージュなど明るめの色を合わせて涼しさを出し、鼻緒には麻や綿素材など肌触りが良いものがおすすめです。

まとめ

この記事では、夏におすすめな着物の柄と暑い夏を楽しむためのポイントを紹介しました。

夏の着物には涼しさを表す水紋柄や雪輪、見頃を迎える鬼灯や朝顔を選ぶと季節感が出て夏らしいコーディネートになります。

竹や麻などの涼しげな素材を使った小物やアクセサリーを合わせて爽やかな着こなしをすると暑い夏も快適です。

ぜひこの記事を参考にして、夏ならではの柄と着こなしで、暑い季節を着物で楽しく過ごしてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA