帯マニア必見!帯の種類と素材を知ろう!

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着物をコーディネートするとき、どの帯を合わせようか考えるのって楽しいですよね。

同じ着物でもガラッと印象が変わるほど、帯が与える影響は大きいもの。

さて今回は、着物ではなく帯にフォーカスした記事になっています。

使われている素材や種類などに注目して、たっぷりご紹介していきますよ。

ぜひ自分の持っている帯と照らし合わせながら最後まで楽しんでくださいね。

それではご紹介していきましょう。

  • 帯についてもっと知りたい
  • 帯の種類や用途を知りたい 
  • 帯合わせに困っている
目次

帯の歴史

まずは帯の歴史についてご紹介していきます。

その昔、安土桃山時代までは帯というものは存在せず、腰に紐を結んでいたのだそう。

江戸時代になると少しずつ腰紐の幅が広くなっていき、江戸時代の中期頃には現在のような形になったと言われています。

そのきっかけは歌舞伎の流行によるものなんだとか。

女性らしさを強調するためにも、太い帯を使ってより華やかな結び方になっていったのだそうですよ。

帯の種類

ここからは、さまざまな帯の種類をご紹介していきます。

使われている生地や、模様の織り方などに注目しながら、それぞれの特徴を知ってみてくださいね。

糸錦(いとにしき)

画像出典:楽天市場

糸錦は何色もの色糸を使って織模様をつくるのが特徴です。

金や銀の糸、箔なども使って模様を織り出していきます。

中国から渡ってきた糸錦の技法は今や、現代の錦を代表すると言われています。

京都の西陣や桐生などを中心に人気が広がり、非常に多くの帯に使われる技法となりました。

金襴(きんらん)

画像出典:楽天市場

錦織の一種です。

糸錦との違いは糸の色。

模様全て金の糸で織られているので「金襴」の名がついたのだそう。

紙に漆で金箔を貼り、細かく裁断して造られた平金糸などに金箔を巻き付けた撚金糸で模様を織りだしています。

同じように、全て銀の糸で織られたものは「銀襴」とよばれています。

佐賀錦(さがにしき)

画像出典:楽天市場

どっしりと重厚な物が多く、帯以外に草履やバックなどに用いられる技法です。

江戸時代末期に流行った手織り錦で、華やかさのある織物。

金銀の箔が付いた和紙を細かく切って糸状にしたものを経糸とし、緯糸には絹糸や金銀糸を使っているのが特徴です。

鹿島錦ともよばれます。

縮緬(ちりめん)

画像出典:楽天市場

縮緬(ちりめん)は経糸に生糸を使い、緯糸にはS撚り(時計回り)とZ撚り(反時計回り)の生糸を交互に打ち込むことで表面にシボを出す技法で作られた絹織物です。

今でこそ、和服などを代表とする織り方ですが、もともとは平織りで作った織物のことを指しており、染生地として使われる高級絹織物の一種だったのだそう。

塩瀬(しおぜ)

画像出典:楽天市場

糸の密度が高い厚地の織物です。

他の物に比べると、つるっとした感触が特徴的なのだそう。

その生地の上に染めや刺繍を施すのが一般的とされています。

経糸を多く取って太い緯糸を打ち込むことで、横畝が表現されている織物。

主に帯の地として用いられますが、他にも半襟や羽織に使われることもあるのだとか。

博多織り(はかたおり)

画像出典:楽天市場

太い緯糸で経糸をくるむようにして織っています。

福岡市を中心に生産されており、独特の縞模様や光沢、ピンと張った感触などが特徴です。

地合が硬くハリがあるので、くずれにくく締めやすいといった利点のある帯です。

綴れ(つづれ)

画像出典:楽天市場

ノコギリのようになった爪を使ってひっかくように織り上げています。


独特な模様かつ、高度な技術が必要なため高価な帯とされています。

ざらざらとした砂のような感触が特徴です。

唐織(からおり)

画像出典:楽天市場

中国(唐)から伝わってきた伝統的な技術でつくられているのでこの名がつきました。

綾織の地の模様の上に、色糸で模様を縫いとって織りだします。

刺繍のようにふっくらとした見栄えが魅力です。

紗織り(しゃおり)

画像出典:楽天市場

搦み織りの一種で、織り目が開いているのが最大の特徴。

最近では、夏用の服の生地やカーテンなどに用いられています。

紗織を基本として、模様を織ったものが「紋紗」、二重織りにした「風通紗」、ボイル糸を使った「紋ボイル」などさまざまな紗が派生しました。

絽織り(ろおり)

画像出典:楽天市場

軽くて風通しが良いため、夏物の生地としてよく使われています。

横絽や縦絽、平絽などの種類があり、染め帯や帯揚げなどに用いられることが多いです。

羅織り(らおり)

画像出典:楽天市場

薄く織った絹の布で通気性に優れ、こちらも夏物としてよく使われます。

網目状に織られていて、紗よりも目が粗いのが特徴です。

別名は「宇須波多」

透け感があるけれどしっかりとした生地です。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、帯に使われる生地についてご紹介しました。

とてもたくさんの種類があってびっくりしたのではないでしょうか。

生地の特徴を知ることで季節に合わせた装いができそうですよね。

また、着物だけじゃなく帯の種類にもこだわってコーディネートできたなら、周りから一目置かれること間違いなし!

ぜひ、ワンランク上の着物コーデを楽しんでみてくださいね。

通い続けたい着付け教室No.1 きもの着方教室いち瑠
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