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はじめての単衣(ひとえ)着物、何から始めたらいいの?
そんな疑問を持つあなたへ――。単衣は、暑くなる季節にも軽やかに着られる着物で、着物初心者にも取り入れやすいスタイルです。
袷(あわせ)よりも扱いやすく、コーディネート次第でおしゃれの幅も広がります。
このガイドでは、「単衣っていつ着るの?」「どんな素材があるの?」「必要な小物は?」など、最初の一歩を応援する情報を丁寧にご紹介。
単衣の魅力と楽しみ方を知って、あなたも着物ライフを始めてみませんか?


単衣着物とは?
単衣(ひとえ)着物とは、裏地のない一枚仕立ての着物のこと。
一般的な袷(あわせ)着物と比べて軽く、涼しさを感じられるのが魅力です。
季節の変わり目にサラッと着られるので、「これから着物を始めたい」という方の最初の一枚にもぴったりです。
最近では、5月暑くなり、11月位まで暑い日が続きますので気温に合わせて着ていきましょうね。

単衣の時期(9月・5月)と特徴
単衣を着る目安は 5月と9月。
5月は初夏に向けて涼やかさを意識し、9月は秋口に向けて少し落ち着いた色合いを選びます。
ただし最近は気温変動も大きいので、「暑ければ単衣にする」という柔軟さも大切です。
特徴
- 裏地がないため軽量で通気性が良い
- 袷よりも動きやすく、着心地もラク
- 帯や小物で季節感を演出しやすい
袷・薄物との違い
- 袷(あわせ):裏地付きで10月〜5月頃に着用。保温性があり、見た目もしっかり。
- 薄物(うすもの):夏用。絽や紗など透け感のある素材で、6〜8月の盛夏に着る。
- 単衣:その中間。裏地はないが、透けない生地で、5月・9月を中心に着る。
単衣のおすすめ素材
正絹・紬・ウール・ポリエステル
- 正絹(しょうけん):しなやかで高級感あり。通気性も良いが水に弱いので雨天は注意。
- 紬(つむぎ):織りの風合いが魅力。普段着や街歩きに最適。
- ウール:保温性あり、肌寒い季節にも対応。カジュアル寄り。
- ポリエステル:シワや汚れに強く、雨の日や旅行に便利。初心者にも安心。
季節感を出す柄選び
- 5月(初夏):新緑、流水、涼やかな幾何学模様
- 9月(初秋):秋草、萩、紅葉の色味を帯や小物で
- 色合いは「明るめから徐々に深みへ」移行させると季節感が自然に出ます。
単衣デビューにおすすめのコーデ例
カジュアル派
- 紬の単衣 × 半幅帯
- 足元はカレンブロッソや下駄で軽やかに
- バッグはかごや帆布で季節感アップ
フォーマル派
- 正絹の無地単衣 × 名古屋帯または袋帯
- 帯揚げ・帯締めで季節の色をプラス
- 茶会やお呼ばれにも対応できる上品コーデ
単衣の手入れと保管方法
- 着用後は風通しの良い場所で陰干し
- 汗や皮脂汚れは早めに専門店で丸洗い
- 保管は湿気を避け、防虫剤は着物に直接触れないように配置
- シーズンオフには和紙たとう紙に包み、桐箪笥または収納ケースへ
まとめ
いかがでしたか?着物には着る時期というものが昔から決まりがあるのですが、今現在では昔とは気温が全然違ってきています。6
月から単衣、10月から袷という話がたまに出ますが着物は楽しく無理なく着ることをおすすめしたいです。
単衣の着物は、見た目の爽やかさだけでなく、着心地の軽さやお手入れのしやすさも魅力のひとつ。
初心者でも気軽に楽しめる着物スタイルとして、日常にも取り入れやすい存在ですね。
このガイドを参考に、まずは一枚、お気に入りの単衣を見つけてみてください。
季節の移ろいを感じながら、自分らしい着こなしを楽しむ――それが、着物のある暮らしの第一歩です。
貴女様の着物ライフが満喫できると嬉しいです(^^♪
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