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秋の夜長に楽しむ「お月見」。特に中秋の名月の夜は、日本人にとって昔から特別な行事のひとつです。
そんなお月見を、着物姿で楽しんでみませんか?
今回は「お月見と着物の関係」から、「月見にぴったりの柄」や「イベントでの楽しみ方」まで、着物好きの皆さんに向けて詳しくご紹介します。


お月見と着物の関係
お月見は、古くは平安時代から続く秋の風雅な行事です。
月を愛でながら、すすきや団子を供え、季節の実りに感謝するという日本独自の風習。
着物は四季や行事と密接に結びついており、お月見もまた着物で楽しむのにぴったりのイベントです。
中秋の名月とは
「中秋の名月」は旧暦の8月15日(現在の9月中旬~10月初旬ごろ)にあたる満月のこと。
澄んだ空気に映える月を眺めるこの日は、特に着物での外出や集まりが映える絶好のタイミングです。
月見にぴったりの柄
お月見に合わせる着物や小物の柄には、昔から月や兎、すすきなどが好まれてきました。月夜にちなんだ文様は季節感が豊かで、見る人に秋の趣を感じさせます。
月見コーデのポイント
お月見コーデを楽しむには、柄と色合わせが大切です。
季節感と夜の雰囲気を意識することで、より「映える」着こなしになります。
月・兎・ススキ柄
- 月柄着物:丸い満月や三日月をモチーフにした柄は王道。
- 兎柄着物:月といえば「兎」。跳ねる兎や餅つき兎は愛らしく遊び心ある印象に。
- ススキ柄着物:風に揺れるすすきは秋を象徴する植物で、上品かつ落ち着いた雰囲気を演出。
これらを帯や帯留、半衿、小物で取り入れるのもおすすめです。
夜の光に映える色(紺・紫・金)
お月見の夜に似合う色は「夜空」「月光」をイメージした色合い。
- 紺色:月明かりに映える落ち着いた大人の色。
- 紫色:雅やかで上品、幻想的な印象を与えます。
- 金色:月光やお団子を思わせる華やかさをプラス。
帯や帯留めに金を差し色として使うと、夜の灯りに美しく映えます。
お月見イベントと着物の楽しみ方
最近では、神社仏閣や庭園、観光地で「お月見イベント」が開かれることも増えています。
野点(お茶会)や音楽鑑賞会など、着物姿で参加するとより雰囲気が高まります。
- 屋外イベント:夜風に揺れる裾や袖が美しく映え、写真映えも抜群。
- 友人や家族との集まり:お月見団子や秋の味覚を楽しみながら、季節を満喫。
- SNS映え:月見団子と一緒に着物姿を撮影すれば、秋らしい素敵な一枚に。
まとめ
お月見は、着物で四季を楽しむ絶好の機会です。
月や兎、すすきの柄を取り入れたり、夜空を意識した色合わせでコーディネートすれば、ぐっと風情ある着こなしに仕上がります。
ぜひ今年の中秋の名月は、お気に入りの着物でお月見を楽しんでみてくださいね。




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