10月は暑さが和らいで、着物でのお出かけにぴったりの季節です。
着物で行けるイベントはどんなものがあるのか、気になってる人も多いのではないでしょうか。
せっかくならお気に入りの着物を着こなして、日本の伝統文化や着物の歴史に触れてみたいですよね。
この記事では、10月に着物で行きたくなるおすすめイベントを紹介します。
着物でお得に入場できる会場もあるので、ぜひ最後までチェックして初秋のお出かけを楽しんでください。


おすすめスポット4選

涼しく過ごしやすい初秋には、日本の伝統を感じる展覧会から楽しく参加できる着物のバザーなど、行きたくなるイベントがたくさんあります。
以下では、10月に着物で行くおすすめイベントを4選紹介します。
特別展「藍と紅のものがたり」
特別展「藍と紅のものがたり」は、日本色彩文化を語るうえで欠かせない、藍と紅の歴史に着目した展示を楽しめます。
藍色と紅色は、植物のアイとベニバナから生まれた色です。手間のかかる工程によって作られる藍染と紅花染から、美しい衣類や染織品ができます。
藍染の着物や浴衣、紅花染の打掛や下着など多くの作品が紹介されています。江戸時代に女性が着ていた振り袖など、豪華な衣装を間近で見られる貴重な機会です。
イベント名 | 特別展「藍と紅のものがたり」 |
開催日 | 2025年8月26日(火)〜9月23日(火) |
時間 | 10:00〜17:00 |
住所 | 港区虎ノ門2-10-3 |
料金 | 1,500円(着物や浴衣など和装で来館の場合は300円引き) |
公式サイト | https://www.shukokan.org/ |
華麗にして繊細 友禅染の神髄ー丸紅コレクションの友禅染ー
華麗にして繊細 友禅染の神髄ー丸紅コレクションの友禅染ーでは、江戸時代の友禅染の名品が展示されています。
友禅染は日本の伝統的な染色技法の1つで、絵画のように色鮮やかで、繊細な模様に染め上げられているのが特徴です。
友禅染で作られた小袖や友禅染掛幅(ゆうぜんぞめ かけはば)と言われている掛け軸など、重要文化財を含む多くの作品が楽しめます。時代の背景とともに変化してきた染色技術に触れられます。
イベント名 | 華麗にして繊細 友禅染の神髄ー丸紅コレクションの友禅染ー |
開催日 | 2025年9月1日(火)〜9月25日(木) |
時間 | 10:00~17:00 |
場所 | 丸紅ビル3F 丸紅ギャラリー |
料金 | ¥500(着物や浴衣など和装で来館の場合は無料) |
公式サイト | https://www.marubeni.com/gallery |
特別展「江戸⭐︎大奥」
特別展「江戸⭐︎大奥」は、江戸城の中での女性たちの華やかな生活の様子を紹介する展覧会です。
一番の見どころは、歌舞伎の大奥で演じられた衣装が初公開されることです。
ドラマや映画とは異なる本来の武家女性が着ていた、和刺繍で表した草花や風景の衣装を見ることができます。
さらに、重要文化財でもある奈良の興福院(こんぶいん)の全31枚の貴重な刺繍の掛袱紗の展示が魅力です。
イベント名 | 「江戸⭐︎大奥」 |
開催日 | 7月19日(土)〜9月21日(日) |
時間 | 9:00〜17:00 |
場所 | 東京国立博物館 平成館 |
料金 | ¥2,100 |
公式サイト | https://ooku2025.jp/ |
リユース着物プレミアムバザール
リユース着物プレミアムバザールは、日本全国から厳選された着物や和装小物が集まる特別な販売イベントです。
有名作家の着物や伝統工芸の着物や小物をお得に購入でき、見るだけでも楽しい会場になっています。
希少な品物から掘り出し物まで、リユースだからこそ楽しめる豊富なラインナップがおすすめのポイントです。
会場には専門スタッフや相談コーナーがあります。
おすすめの着物やコーディネートなどアドバイスがもらえるので、着物初心者でも安心して購入できます。
イベント名 | リユース着物プレミアムバザール |
開催日 | 2025年9月12日(金)〜9月15日(月) |
時間 | 10:30〜17:00 |
場所 | 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.kimonosennenn.com/ |
まとめ

この記事では、10月に着物で行くおすすめのイベントを紹介しました。
日本の伝統文化が詰まった展示会では、衣類の歴史を感じる貴重な作品に触れられます。
リユース着物のバザーでは、着物や小物がお得に購入できたり、イベントでしか見られない和装品に出会えるのが魅力です。
着物で行けばお得に楽しめる会場もあり、おしゃれに着こなして和の文化をたっぷり味わえます。
ぜひこの記事を参考にして、秋らしいコーディネートでお出かけを存分に楽しんでください。




コメント