通年着れる着物の柄を紹介!悩んでいた着物選びが楽しくなる

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着物の柄は季節や時期に合わせて着用するもの、と思われがちですが、長い期間シーズン問わず楽しめる柄もあります。

季節や着るシーンを考えて、着物選びに迷ってしまう人も少なくはないでしょう。四季折々の行事に合った着物を選ぶ楽しさもありますが、通年着れる柄があれば活用したいですよね。

組み合わせる帯や小物などで違う表情を出せるのも魅力のひとつです。

この記事では、通年着れる着物の柄や着物選びに迷わない柄のメリットを紹介します。

ぜひ参考にして、お気に入りの柄を探して長く着物を楽しんでくださいね。

着物の柄にはどんな意味があるのか

着物に描かれている柄には、ひとつひとつ意味や願いが込められています。

着物の意味を知ることは、季節や着るシーンに合わせた着物選びの重要な要素です。

四季折々の自然や植物が描かれている着物は、自然への感謝や植物の生命力などの意味があります。

松竹梅や鶴亀など、古くから縁起がいいものとされているものは、伝統的な文様が多いです。

さらに振袖に使われる柄には、着る人が幸せになるように、という願いも込められています。

通年着れる着物の柄とは

着物には季節や着るシーンを問わず、1年楽しめる柄があります。単体の柄では着る機会が限られても、他の柄と組み合わせることで長く楽しめる柄になります。

以下では、通年楽しめる着物の柄と特徴を紹介します。

吉祥文様(きっしょうもんよん)

吉祥文様は季節問わず着れる柄が多く、松竹梅や鶴、亀などが代表的です。

松竹梅は厳しい冬に耐える強さから、縁起の良さを象徴しています。

鶴や亀の柄には、長寿の意味が込められています。

一般的に冬やお正月のイメージがありますが、長寿や幸福などおめでたい意味があり、縁起の良いモチーフとして長く着用できます。

普段の晴れやかな日や礼装としても、活用できる万能な柄です。

有職文様(ゆうそくもんよう)

有職文様は、平安時代に貴族が着ていた衣服や建築に使われていた伝統的な柄です。

代表的な柄には立涌(たてわく)や小葵(こあおい)があります。

立涌は湯気の立つような曲線に桜や梅の花が描かれています。小葵は神聖な花と言われている冬葵(ふゆあおい)という植物をモチーフとしたものです。

礼装用としてぴったりの柄で、普段の着物でも上品な着こなしになります。

植物

植物の柄には四季を連想させるものが多いですが、竹や笹、椿など通年使える柄もあります。

竹や笹は真っすぐ伸びる姿から成長や生命力の象徴です。椿は冬から春にかけて咲く花ですが、常緑樹であるため季節を限定せず選べます。

さらに季節を表す花でも、抽象化したデザインや他の文様と組み合わせることで1年楽しめます。

たとえば春といえば桜を思い浮かべますよね。桜は日本を代表する花でもあり、紅葉や菊など秋の草花と一緒に描かれていれば通年楽しめます。

幾何学模様(きかがくもよう)

幾何学模様には、市松や麻の葉があります。規則的に繰り返し配置されたシンプルなデザインで、季節を連想させないのが特徴です。

市松は色違いの正方形が交互に並べられ、柄が途切れないことから繁栄を意味しています。

麻の葉はまっすぐ早く伸びるので、魔除けや子供の成長を願う思いのこもった柄です。

幾何学模様は古典的でありながら、季節や着るシーンを問わず着ることができます。さらに、全面に柄が描かれているものが多いので、すっきりとした着こなしになります。

通年柄のおすすめな理由

通年柄のおすすめの理由は季節や着るシーンを気にせずに着れるからです。

小物や帯で季節感や上品さを取り入れれば、印象も自在に変わります。通年柄を取り入れることで、着物選びの幅が広がります。

着るシーン問わず着れる

通年柄の魅力はカジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで、幅広い場面で活用できることです。

柄に込められた意味や願いは長寿や繁栄、幸福などが多く、いつ着ても違和感なく過ごせます。

着物の色にベージュや紺などシンプルなものを選ぶと、小物で場面や季節に合わせた着こなしにできます。

急な予定で礼装が必要な時にも、対応できるので1枚持っておくと安心です。

流行や季節に左右されない

通年着れる柄は、流行や季節に縛られずに長く着続けられます。

季節ごとの着回しに悩まされずに、コーディネートを楽しめるのが嬉しいポイントです。

通年柄の中でも古典柄は、伝統的な模様や色彩が取り入れられ、落ち着いた印象を与えます。

さらに世代を超えて受け継がれることも多く、年齢問わず活用できます。

まとめ

この記事では、四季や着るシーンを問わず着れる着物の柄を紹介しました。

植物は、複数の季節の文様が描かれているものを選べば長く着れます。

古くから親しまれている吉祥文様や有職文様、幾何学模様は、迷わず選べる縁起のいい柄が多いです。

通年柄の着物に帯や小物で季節感を添えれば、同じ着物でも幅広く活用できます。

ぜひ、通年着用できる柄をチェックして、着物選びに迷わないお気に入りの1枚を見つけてくださいね。

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