【祝・七五三】3歳の女の子に必要なもの10点

お宮参り、お食い初めといったイベントが落ち着いてあっという間に時がすぎ、小さかった子が3歳になります。

子供の成長は早いとよく言ったもので、年月がたつのは早いものですね(*^_^*)

今回の七五三は家族にもまた楽しみのイベントになると思います。

3歳、5歳、7歳と女の子、男の子で内容も変わってきますが楽しい思い出になるようなイベントにしたいですね。

  • もうすぐ3歳になる娘さんがいる
  • 七五三に何を準備していいかわからない
目次

七五三に歴史あり!室町時代から続く伝統行事

まず七五三の起源についてですが、その歴史は古く今から600年ほど前の室町時代にあるとされています。
この時代の日本では、生まれてくる赤ちゃんの約半数が生後すぐに亡くなってしまいました。

そのため当時は「七歳までは神の子」とされていて、幼い子どもが亡くなると「神様から預かっていた子どもお返しする」と捉えられていました。

七歳になることで一人前の人になれるという意味を込めて、生まれてすぐにではなく一定期間をおいた時期に今の七五三にあたるお祝い事が行われていました。

その祝い事が、明治時代を境に全国的に七五三として浸透していきます。

初めは関東地方での行事でしたが、室町、戦国、安土桃山、江戸、明治と時代が流れていくとともに関西にもこの文化が広まっていき、現在のように日本全国に浸透しました。

女の子の七五三の着物と言えば、三歳は「三つ身に被布(ひふ) 」を、七歳は「四つ身」を着用するのが一般的です。

今回は、三歳の女の子の着物に必要なアイテムをご紹介いたします。

七五三の着物は、同じ和装でも浴衣や甚平よりも必要なアイテムが多いので下のリストを参考に揃えてみてください。

三歳の女の子の七五三の装いでは、着物と被布に合わせて下記の小物が必要です。

必要なモノを準備してみよう

  • 着物
  • 長襦袢
  • 被布
  • 腰紐
  • 兵児帯
  • 足袋
  • 草履
  • 巾着
  • 髪飾り
  • 肌襦袢

着物

三歳の女の子の場合は、「三つ身(みつみ)」と呼ばれる着物を着用します。

「三つ身」とは2歳〜4歳ごろの女の子が着用する着物

2歳頃までの女の子は「一つ身(ひとつみ)」

4歳から12歳ごろまでの女の子は「四つ身(よつみ)」と呼ばれる着物を着用するのが一般的です。


それぞれサイズが異なる着物ですので、できる限り年齢に合わせた着物を着用することが望ましいとされています。

七五三はお祝いの日でもあるので、華やかな三つ身を準備してあげましょう。

デザインや色が豊富なので、お子様の好みに合わせて選ぶのがおすすめですよ。

着替えも一応持っていくと安心

七五三で三歳の子どもに着物を着せてあげる場合、あらかじめ着慣れた服も一緒に準備しておきましょう。

三歳の女の子にとって着物は慣れない服装です。

まだまだ小さいお子様ですので、緊張や慣れない服装にいつもより疲れてしまったり、脱ぎたくなる可能性があります。

七五三でお参りをする場合には、着慣れた普段着を用意しておき、いざという時に備えておくと安心です!(^^)!

長じゅばん

長襦袢は、肌が直接着物に触れることを防ぐため肌襦袢と着物との間に着用します。

子ども用のお祝い着は、着物と長襦袢が一体化しているものが多く、半衿や重ね衿は着物に付いているものが大半です。

そのため、必要な場合のみ準備しましょう。

被布

七五三の三歳の女の子の着物で特徴的なのが、この被布(ひふ)です。

被布は着物の上から着る衣装で、三歳の女の子の晴れ着で使用します。

三歳の女の子はまだ小さいため、大人用の着物と同じように帯を締めるのはかわいそうなので、帯ではなく被布を合わせるのが一般的です。

被布を羽織ることで着物に無邪気な子供らしさがプラスされて、可愛らしい仕上がりになりますよ!(^^)!

腰紐

腰紐は着物や長襦袢などの着付けの際や、おはしょりを作るのに必要な小物です。

腰紐は細いものから広いものまで様々で、ナイロンや絹でできたものもあれば、コーリンベルトもあります。

七五三の着物には、柔らかい素材で締め付け感が弱めのものがおすすめです。

兵児帯

兵児帯は、薄く柔らかい生地でできている帯で、一般的な帯よりも緩く固定ができるため、子どもの着物や浴衣の着付けで使用されます。

結び方は、胴で2~3周巻き付け、後ろで蝶結びをするだけなので簡単です。

三歳の女の子の七五三の場合、被布を着用するため兵児帯そのものが見えることはありません。

これからお祭りで浴衣を着る予定がある場合などは、一つ持っておくと使い回しができますよ。

足袋

いわゆる靴下にあたる衣装で、草履を履く際に着用します。

七五三の着物には一般的に白色の足袋を合わせますが、柄入りのものなどを合わせてもOKです。

三歳の子だと履き慣れない足袋を嫌がる場合があるので、伸縮性のある靴下タイプのものもありますので大丈夫な方を選んであげましょう。

靴下を持っていくと安心

足袋は滅多に履くものでもないため、気持ちが悪いというお子様も少なくないです。

草履を履く場合は5本指ソックスなどでも代用ができますし、すぐに足袋を脱いでしまう場合は普段から履いている靴下を用意しておくと安心です。

草履

七五三の着物の足元は草履が一般的です。

新品をおろしたり、履き慣れない草履を履いたりする場合は足が痛くなる可能性があります。

事前に鼻緒をゆるめておくこと、数日前から少しずつ履き慣らしておくことを意識しておくと良いでしょう。

また最近では七五三の着物にブーツを合わせるコーディネートも主流になっています。

お子様の好きな方を選んであげましょう。

当日は絆創膏の準備も

事前の準備を十分にしていても、当日にアクシデントが発生することもあります。

そのため、七五三当日はスニーカーなどの履き慣れた靴で移動を行い、草履を履く時間は最低限に減らすことや、擦り傷などができてしまった場合に備えて絆創膏を用意しておくようにしましょう。

巾着

巾着はバッグ代わりに着物に合わせて持ちます。

三歳の女の子の場合、持ち物は親御さんが持つことになり中身は空のこともありますが、持つだけで着物姿や写真写り華やかにしてくれますよ。

手ぶらよりも、ワンポイントアクセントになり、かわいく写真映えもしますので、ぜひ持たせてあげましょう。

できれば、草履とお揃いだとなおかわいいと思いますよ!(^^)!

髪飾り

七五三に着物を着るときには、髪飾りをつけてあげると特別感がアップします。

女の子は髪の毛をかわいくしてあげるとテンションもあがります。

着物に似合うちりめん素材やつまみ細工を使ったものが一般的ですが、どんなものを合わせてもOKです。
お子様が一番かわいく見える髪飾りを選んであげましょう。

ヘアピンを持っていくと便利

ショートヘアの子の場合、カチューシャやヘアピンだと簡単に華やかにできますよ。

せっかくの髪型が崩れてしまったり、髪飾りがとれてしまうことも考えられます。

応急処置としてヘアピンが使えることはよくありますので、七五三当日には何本か持っていっておくと便利となるでしょう。

肌襦袢

肌襦袢は着物の中に着る下着(肌着)です。

着物にとって汗や皮脂の汚れは大敵で、シミやカビの原因になってしまいます。

汗をかきやすい子どもの着物には必須ですが、着慣れない場合は普段から使っているシャツなどでも代用できます。

おわりに

女の子にとってもお着物をきて街を歩くのは始めてのことかと思います。

一生に一度だけのイベントなのでかわいらしく、喜んでもらえるように大人たちは張り切っていかないといけませんね!(^^)!

自慢のわが子の将来の幸福を祈りつつ、家族みんなでお祝いしてあげましょう。

無理に背伸びもすることなく、今はレンタルでも可愛く、低コストで揃えることもできますので、おおいに活用して思い出となる日になればと思います。

大人たちも準備やら気遣いも大変かと思いますけど、わが子の笑顔を見たら疲れも吹っ飛びますので素敵な日にしていきましょうね!(^^)!

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