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11月に入り、風も冷たくなってきましたね。
気温差も激しく、日中は過ごしやすくても陽が沈むと寒いと感じることも多いのではないでしょうか。
そんなとき持ち運びやすい羽織り物があったら、温度を調節するのに便利だと思いませんか?
そこでこの記事では、寒い日の防寒アイテムとして着物姿にプラスして使いたいショールをご紹介していきます。
ショールの特徴について詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ショールとストールとの違いってなに?
ショールは主に、首や肩周辺を防寒する役割で使用されています。
形は大きめの正方形で、肩にかけるスタイルが一般的です。
ショールと似たアイテムにストールもありますが、この2つは大きさが異なります。
肩や腕あたりまで覆える大判サイズのショールに対して、ストールはマフラーやスカーフのように首に巻いて使うことが多いアイテムです。
どちらも冬の防寒具として使われていますが、着物との相性が良いのは大きいサイズのショールと言えそうですね。
ショールの種類と素材
ここからはショールの素材ごとの特徴を説明していきます。
ショールにはさまざまな素材があるため、それぞれの特徴によって使う場面が分かれます。
お出かけ時の季節や気温によって、使い分けるための参考にしてみてくださいね。
カシミヤ
カシミヤは繊維が細かく均一なので、保湿性や保温性に優れていて、汗を吸収して発散する作用もあります。
また、生地の表面には美しい光沢があり、柔らかくて軽いので肌馴染みが良いのも特徴です。
比較的高価ですが、それでも多くの人に好まれる理由がある素材。
寒さの厳しい日には、着物用コートの上に羽織ると更に効果的ですよ。
ウール
ウールは熱伝導率が低いため、冬は暖かく夏は涼しいという特徴があります。
色落ちしにくい・型くずれしにくい・しわになりにくいなどの利点があり、しわになったとしても蒸気を当てればすぐに戻るのも魅力です。
日中と夜とで温度差がある日に、特に重宝されることでしょう。
毛皮(ファー)
毛皮は刺し毛と綿毛による二重構造で作られているものが多いようです。
保湿力と耐水性、通気性に優れているので雪が降るほど寒い日にも活躍してくれそう。
天然素材なので、柔らかな触感と美しい光沢があります。
ファーをつけると見た目も華やかになるので、成人式などのお祝いごとにもピッタリです。
(※結婚式には不向きなので注意しましょう)
秋にはウール、冬はカシミヤやファーなど、気温や季節によってショールを使い分けてみてくださいね。
着物用ショールの巻き方とは?
ショールの使い方は、着物を着ているときも洋服のときも変わりません。
肩にかけたら、前側はおはしょりが隠れるくらいの長さに調節しましょう。
ショールには留め具がないので、前が開いてしまわないよう片手で押さえます。
後ろの長さは、帯の結び目が三分の一くらい見えるくらいが理想的です。
着物は衣紋を抜いて着付けることが多いので、ショールも衣紋に被せるように羽織ると良いでしょう。
また、ずっと片手で押さえていることが活動的ではないと思う人は、ショールの留め具を活用すると良さそうですね。
襟元の寒さが気になる場合は、ショールではなくあえてストールを首に巻いて寒さを凌ぐのもあり。
自分らしいコーディネートで、着物のおしゃれを満喫しましょう。
+アルファでさらに防寒力UP
着物では、シルエットの美しさを保つために厚手のインナーやタイツは避けたほうが良いと言われています。
しかし、ヒートテックなどの薄手のインナーであれば、シルエットを気にせず暖かさを保つことができるんです。
襟ぐりが広いものや裏起毛などのインナーを選ぶとより安心です。
また、足元はインナーソックスや、足袋の形のハイソックスを履けばさらに防寒になりますよ。
それでも寒いときはカイロも使うと良いでしょう。
貼るタイプは低温火傷のリスクがあるため、持ち運べる「貼らないタイプ」のカイロがおすすめです。
秋口にはショール+薄手のインナーで、真冬ならインナーに加えて着物用コートにファーを重ねて首元を守ると良さそう。
外出先が室内ならば、ショールを外しても美しい着物姿が保てるようなコーディネートにすることをお忘れなく。
まとめ
今回は、さまざまなショールの特徴と着物の防寒術を紹介しました。
秋から冬にかけての今の季節、着物でのお出かけに防寒は欠かせませんよね。
ショールの特徴を知ることで、美しいだけじゃなく機能性に優れたコーディネートができそうだと思いませんか?
寒い季節でも防寒対策をしっかりおこなって、自分らしいコーディネートで着物を満喫してくださいね。
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