成人式のお着付け!当日の流れってどんな感じ?用意すべきものは?

成人式では、女の子は振袖を着るのが習わしになっており、今でも成人式に振袖を選ばれる方は多いです。

祖母、母と代々受け継いできた着物を着る人もいれば、レンタルでトレンディーな振袖を選ぶ人もいます。

成人式では滅多に着ることがない着物を着るということで、ワクワクとドキドキ、ちょっぴり不安な気持ちがあるのではないでしょうか。

少しでも不安な気持ちを解消したいという方のために、現役着付け師が成人式当日の流れについてご説明します!

成人式当日はどんな順番で用意をするのか、何を用意すべきなのか持ち物リストも載せているので参考にしてみてください。

  • これから成人を迎える
  • 何を準備していいかわからない
  • 成人式に準備万端にしておきたい
目次

成人式当日の流れを教えて!メイクは自分でするの?

成人式当日は、まず予約している美容院に足を運ぶことから始まります。

そして、髪の毛のセットとお化粧を美容師さんが担当します。

時間はヘアアレンジの複雑さにもよりますが、大体30分から1時間といったところになります。

お化粧はもちろん自分でやっても構いません!

美容院に来る前にお化粧を済ませてくる人もいれば、ヘアアレンジの最中にお化粧をする人もいます。

ただし、ヘアアレンジの最中にお化粧をして良いかどうかは事前に美容師さんに確認しておく必要があります。

また、お化粧はあまり得意ではないのでプロに任せたいという方は、成人式のヘアを予約する際にメイクアップも合わせて予約するようにしましょう。

成人式当日は、各美容院は大変忙しい状態になるので、急にメイクアップをお願いしたいというのはまず受け付けてもらえません。

その点はよく注意しましょう。

ヘアアレンジ、メイクが済んだ人はお着付けをしてもらいます。

美容院内に仮設された着付け場所で、着付け師が担当します。

時間は15分から30分ほどですが、着物を着てトイレに行くのは大変なので、できる限りお着付け前にトイレは済ませておくようにしましょう。

お着付けが終われば、成人式の装いの準備はバッチリです。

当日の準備はある?服装や髪形、持ち物について教えて!

成人式当日、ヘアメイクやお着付けのために持ってくるべき持ち物は基本的にありません。

お着付けに必要な振袖一式は事前に美容院に持ち込んでおいてもらい、忘れ物がないかの確認をしています。

ただし、レンタルが遅くなってしまったり、なんらかの事情で成人式前日までに着物が持ち込めなかったりした場合は、当日に持って行く必要があります。

当日の服装は?

服装は、基本的にラフな格好で構いません。

ただし、前開きの洋服にしましょう。

髪の毛をセットした後に着物を着るので、被るタイプの洋服を着ていると大変なことになります。

髪の毛を美しくキープするためにも前開きタイプの洋服を用意して着て行くようにしましょう。

下着やキャミソールについても同様です。

成人式の日は寒くなることが多いので、キャミソールなどを着て来られる方も多いです。

着物を着る際にキャミソールも着たままで大丈夫ということであれば問題ありませんが、脱ぎたいと思っている方は下から脱げるものにしましょう。

和装では基本的にブラジャーはつけませんが、スポーツタイプのもの、カップが薄いものは着けていても問題ありません。

今は和装のブラジャー的なものも用意があるので、気になる方は探してみてください。


 

当日の髪型は?

髪の毛は美容院でセットしてもらうという人は特に何もしてこなくて大丈夫です。

むしろ編みこんでいたりすると取るのが大変なので、ダウンスタイルで行きましょう。

自分で髪の毛をセットするという方は、きちんとセットしてから着物を着ましょう。

着物を着てからでは髪の毛の直しはできませんので、その点は注意してください。

着物は基本的に前日に美容院に持ち込む!持ち物リスト一覧もチェック

美容院にもよりますが、成人式当日に着る着物一式は、成人式前日に美容院に持ち込みます。

持ち込みが難しい場合は、郵送で送って良いか聞いてみましょう。

前日に持ち込まれた着物やお着付けに必要な小物一式は、その日のうちに担当の着付け師が確認します。

万が一持ち物に不備あった場合は、当日に不足分を持って行くようにしてください。

成人式のお着付けに必要な道具一覧

  • 振袖
  • 伊達衿
  • 長襦袢
  • 肌着
  • 裾除け
  • 足袋
  • 袋帯
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • 帯板
  • 後板
  • 紐5本~6本
  • タオル5枚
  • 伊達締め2本~3本
  • 草履
  • バッグ
  • ショール(コート)
  • 髪飾り

以上がスタンダードな持ち物になりますが、この他にガーゼ(5m大)や脱脂綿などの準備を頼まれるケースがあります。

また、防寒対策として和装ストッキングなどを用意される方もいます。

上記のリスト以外に防寒対策などで必要なものがある場合も着付けセットに入れておくようにしましょう。

おわりに

成人式当日の流れ、成人式の持ち物についてまとめてきました。

当日がかなり慌ただしそうだということは分かって頂けたことでしょう。

ちなみに、お着付けは早い方で朝の4:00頃から始まります。

予約をするのが遅くなってしまうと、希望の時間にお着付けを終えることができなくなってしまうので、予約は早めに取ることをお勧めします。

成人式当日は、美容師も着付け師も猛烈な忙しさの中動いているので、声を掛けにくいかもしれませんが、何か気になったことがあったらすぐに言いましょう。

より快適に、楽しく成人式を過ごせるために、ぜひこの記事を参考に成人式の準備を進めてみてください!

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