着物に合うピアスについて考えたことはありますか?
「着物にピアスは本当にOK?」と悩んだことがある人も多いでしょう。
この記事では、ピアスと着物の組み合わせについて、選び方のポイント、着物にあうおすすめピアスについてもご紹介します。
ピアスを合わせるときのポイントを押さえ、シーンを選べば失敗はしません。最後までご覧ください。
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着物にピアス、本当に問題ないの?
今、ピアスをつけながら着物を着るのは問題か、という意見が分かれています。ここで、なぜそう言われるのか説明します。
日本の歴史的背景として、昔からアクセサリーを身につける習慣はありませんでした。
着物にアクセサリーは必要ないという考え方が強かったのです。
ピアスの流行は、主に1980年代から増えてきました。洋服にはピアスがよく合い、その美しさが評価されています。
しかし、着物とピアスの組み合わせは新しい文化です。
着物自体が持つ本来の美しさや、日本独特の作法や所作、上品さが際立つため、ピアスは必要ないという声が上がります。
洋服に対する「アクセサリーのプラス」の価値観とは異なり、着物においては「シンプルさが美」という文化が根付いています。
ですが、場の雰囲気やTPOによって、ピアスの着用が受け入れられて来ました。
特に京都や鎌倉などの観光地でのカジュアルな着物スタイルには、ピアスを取り入れるのもおしゃれの一つです。
TPOに配慮することで、自分らしいスタイルを楽しめます。
着物にあうピアス選びのコツ
着物に合わせるピアスの選び方には、2つのポイントが挙げられます。
着物の格に合わせたデザインの選び方と、色やサイズのバランスをとることです。
着物の格によってピアスの種類を変える
結婚式や成人式など、フォーマルな場面での着物と、日常のカジュアルな場面での着物では、ピアスのデザインを変えます。
例として、留袖や訪問着には、淡い色の真珠のピアスが合います。一方、観光地でのカジュアルな着物には、どんなデザインのピアスも楽しめます。
色とサイズをバランス良くする
ピアスの色と大きさは、着物の柄や色に合わせるのがおすすめです。
小さなピアスは上品に見せ、大きなものはカジュアルな雰囲気を出します。
選ぶときは、バランスを考慮してみると良いでしょう。
着物に似合うおすすめピアスの紹介
着物に合わせるピアスの選び方として、ピアスの形や色のコーディネートが重要です。
着物に合わせたいピアスのデザインは何が考えられるでしょうか。
ここでは、着物におすすめのピアスを2つ取り上げます。
和柄のピアス
和柄のピアスには、日本古来の古典的なピアスと、真珠のピアスの2種類あります。
日本古来の古典的なピアス
日本古来の古典的なピアスは、伝統的な着物をさらに引き立てる効果があります。
和装だけでなく、洋装にも取り入れやすいピアスです。
和紙や伝統的な飾り紐をイメージしたデザインが中心です。落ち着いた印象を与えるでしょう。
大正モダンな和柄のピアス
大正モダンな和柄のピアスは、伝統的な細工を用いた着物と相性が抜群です。
プライベートなカジュアルシーンから、結婚式や成人式まで、多岐にわたる場面で使用可能です。
ピアスと着物がうまく合えば、さりげなく着物の美しさを際立たせられます。
真珠のピアス
真珠のピアスは、冠婚葬祭などのさまざまなイベントに適しています。
特に、黒振袖や訪問着、留袖などとも相性が抜群です。
真珠にはさまざまな種類があります。
水パールや、コットンパール、イミテーション、バロックパールです。
着物のいろに合わせて選んでみましょう。格式の場面でピアスは、白色の真珠ピアスが定番です。
まとめ
着物をピアスに合わせる際のポイントや、選択の際の注意点を説明しました。
着物とピアスを合わせることで、一層の美しさを引き出せます。
特定のルールがあるわけではありませんが、シーンやその時の気分に応じて、ピアスの着用を選ぶことが大切です。
冠婚葬祭からカジュアルな場面まで、着物とピアスの組み合わせは進化し続けています。
TPOを考慮して、ファッションを楽しんでください。
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