衿がグズグズにならないため3つのポイント

着物の衿ってグズグズになったり、ガバガバ開いたりしませんか?

衿元で着姿がかなり違ってきますので、ビシッと決めたいところですね(^^)

今回は、衿元が時間が経っても崩れないキレイな状態をキープできる、気をつけることたったの2つだけを紹介していきます。

ちょっとだけの一手間を加えることでスッキリ、小顔効果のある衿元を演出できますのでぜひ、参考にしてみてください。

  • 衿がすぐに開いてきて、だらしなく見える
  • 衿が左右対称にならないと気になる
  • 小顔にみせたい
  • 着物を着終わった時点で衿合わせが動いている
  • 襟元がガバガバ・ゆるゆるになってしまう
目次

衿元の前に確認しておくこと

最初に着物をきてみます。そこで、3つだけチェックしてみましょう!

  1. 腰ひもをちゃんと結べているか?
  2. おはしょりがキレイに整えられているか?
  3. 背中心が合っていてクリップで留めているか?

衿の角度を確実に決める

コーリンベルトの役割は、衿の角度をキープすることです。

だから、衿の角度を意識することがとっても大切になります。

右手で長襦袢と着物を合わせて持つ

肩のところで、長襦袢と着物の高さを揃えてください。

整えたら、右手で持って固定します。

衣紋をきれいに抜いておくためにも、絶対動かさないようにしてください。

左手で右衿の下を持つ

右手は肩のところを持ったまま、左脇の穴(みやつ口)から左手を入れていきます。

右衿をたどって肋骨当たりの位置でつまんでください。

コーリンベルトをとめる

左手で摘んだところをコーリンベルトの金具をとめます。

コーリンベルトは輪っかじゃない方を先にとめます。

右手を支点に、左手を動かして角度を調整

右手は衿をつまんだままキープしておきます。

コーリンベルトの金具を持っている左手を動かして、衿の角度を調整します。

コーリンベルトで固定されてるから角度が調整できます。

左手を上げすぎると、衿が出なくなってしまいます

左手を下げすぎると、衿が出過ぎてしまいます

衿の出し具合は1.5~2cmが目安です!

人差し指の第一関節位が目安です(^^)

角度を決めたらコーリンベルトを後ろから反対側に回します

衿が1.5~2cm出る角度に調整できたら、左手(コーリンベルトの金具)を体に当てます。

先にとめたコーリンベルトの金具が動かないように、そのまま反対側に回しましょう♪

コーリンベルトを左脇の穴(みやつ口)から通して、そーっとうしろに回します。

強く引っ張りすぎると金具が動いてしまうので注意しましょう。

  • 金具はそのまま動かないようにキープします。
  • 最初にとめたコーリンベルトの金具が動くと、衿が動いてしまいます。

コーリンベルトの長さを調整する

ここで、コーリンベルトの長さを右側の金具を止める位置(左衿)で調整します。

同じコーリンベルトの反対側の金具を指で挟みます。

コーリンベルトの長さ調整ができたら、右手の指で金具を挟みましょう。

左手で長襦袢と着物を合わせて持つ

今度は逆の左側を行います。

長襦袢と着物の高さを合わせて左手で持ちます。

右手で、左衿の下を持つ

左衿を下にたどっていって、あばら骨あたりで持ちます。

左手を支点に、右手を動かして角度を調整していきます。

やり方は先ほどと同じで、左衿の角度を決めていきます。

先ほどと同じ角度(1.5〜2センチ位)衿が出るように。

角度が決まればコーリンベルトでとめます。

コーリンベルトの金具を左の衿にも止めましょう。

コーリンベルトは左右、同じ高さに揃える

同じ高さのところで金具を止めます。

衿元がキレイに決まったところで固定します。

せっかくキレイに仕上がったので、これをキープしたい!

グズグズになったり、ガバガバはいやだ!

それならば、更に強化していきましょう!(^^)!

コーリンベルトを紐で固定する

紐の真ん中を持ってみぞおちに当てる

紐を結んだら衿は動かなくなります。

だたし、紐を結ぶ位置に注意が必要です。

紐の真ん中をもって、なるべく上のほうでみぞおちに当てます。

紐は、コーリンベルトの金具の上に引っ掛けるようなイメージで後ろに回してください。

紐を後ろで交差させる

後ろでクロスして体の横で引っ張ります(^^)/

紐を前で結ぶ

紐を前で結んで完成です!

前で結ぶのが苦しい時は結びを少し横にずらしてあげましょう。

これで、衿元は絶対に動きません^_^

理想の衿合わせが出来上がりました!

おわりに

長くなりましたが、キレイな衿合わせの秘訣はたったの3つ。

  • コーリンベルトを正しく使うこと
  • 角度を意識すること
  • コーリンベルトが動かないように固定すること

しめるところはしっかりと固定できればグズグズ衿になりませんので、うまくポイントを押さえていただければと思います。

衿元がスッキリ、キレイにまとまっていると小顔効果も抜群!

着姿もキレイですので押さえておきたいポイントですね。

衿の角度も重要ですので、自分に合った角度も鏡を見て研究してみてください。

大きすぎず、小さすぎずのバランスが大事です。

貴方様のきものライフを応援できればと思います♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次