※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
歌舞伎を観劇する時は、どんな着物を選べばいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
せっかく着物で行くなら、劇場に馴染んだ着こなしで楽しみたいですよね。
ハレの場として親しまれてきた歌舞伎では、格を意識した装いにすることで、歌舞伎ならではの一体感が生まれます。
この記事では、座席に合わせた着物選びと着こなしポイントを紹介します。
ぜひ最後までチェックして、着物での歌舞伎観劇を楽しんでくださいね。
歌舞伎の観劇に着物の格がある理由とは

歌舞伎の観劇に着物の格があるのは、江戸時代の装いへの価値観や美意識が影響しています。
歌舞伎は江戸時代、武家や裕福な人が楽しむハレの場とされ、服装は身分や礼儀を示す手段として重要視されていました。
歌舞伎の空間そのものが格式の高い場なので、観劇の装いにも自然と格式のある着物を選ぶようになったのです。
現在でも歌舞伎の観劇には、格を意識した着物で楽しむ文化として残っています。
着物の格と選び方を歌舞伎の座席別に解説

歌舞伎の座席は、一等席や二等席、三等席、幕見席と大きく分けて4つの区分があります。
着物選びは、座席の種類に合わせて着物の格を意識することで、会場の雰囲気に馴染んだ装いになります。
一等席
一等席は舞台が最もよく見える位置に設けられた特別な席で、観劇の中で格式の高い座席です。
歌舞伎役者の表情や仕草、衣装の細かな刺繍など間近に感じることができ、歌舞伎の世界観を存分に味わえるのが魅力です。
着物は、色や柄が控えめな訪問着や色無地など、格の高いものがふさわしいとされています。
帯には格の高い袋帯を合わせることで、全体がより上品な装いにまとまり、一等席ならではの特別感を演出できます。
二等席
二等席は、一等席よりも少し離れた位置にありながらも舞台全体を見渡せます。
歌舞伎役者の動きや演出を楽しみつつ、落ち着いた雰囲気で観劇できるのが特徴の席です。
二等席には、訪問着やワンポイントの柄が入った付け下げがおすすめです。
細かい柄が特徴の江戸小紋三役とも言われる小紋の着物も格のある装いになります。
帯には、名古屋帯やベージュやグレーなど淡い色の袋帯を合わせることで品格を出せます。
三等席・幕見席
三等席や幕見席は、気軽に歌舞伎を楽しみたい人に選ばれることが多いです。
舞台からの距離はありますが、会場全体の空気感や演出の流れを感じながら観劇でき、初めて歌舞伎に触れる人にも向いています。
着物は、小紋や紬など普段着としても着用することの多いカジュアルなものがぴったりです。
帯は名古屋帯や半幅帯を合わせると、かしこまりすぎず動きやすいので、リラックスした雰囲気で歌舞伎を楽しめます。
着物で歌舞伎を観劇する際の着こなしポイント

歌舞伎を観劇する際は、周囲への配慮を意識した着こなしに整えることが大切です。
身だしなみにも注意し、落ち着いた環境で観劇を楽しめるようにしましょう。
以下では、押さえておきたい着こなしポイントを紹介します。
香水や整髪料のつけすぎには注意する
歌舞伎の会場は、客席同士が近く密閉された空間なので、香水の強い香りは周囲の人が不快に感じてしまう場合があります。
香水を使いたい時は、足元寄りに少量つけて控えめな香りを心掛けましょう。
整髪料はつけすぎると、髪がべたついたり重たい印象になってしまいます。
清潔感のある身だしなみは、マナーであると同時に、歌舞伎の舞台と客席が一体になる空間づくりのための大切な要素です。
髪型はボリュームを抑える
髪型はボリュームを抑えた仕上がりにして、後方の人の視界を遮らないようにします。
低めの位置にまとめたシニヨンや夜会巻きなどタイトに整えることで、劇場の雰囲気に合う上品な仕上がりになります。
ヘアアクセサリーを使う場合は、光が反射するような華美な装飾のものは避けて、落ち着いた色やデザインを選ぶのがポイントです。
髪の側面や低い位置に添えることで、さりげないおしゃれを楽しめます。
帯は平たくする
観劇中は椅子に深く腰掛けて座るため、帯は平たい仕上がりにする必要があります。
お太鼓結びをする時には、観劇用に作られた観劇枕やできるだけ薄い帯枕を選んで、帯の膨らみを抑えると良いです。
座る前には、お太鼓が真っすぐになっているか、タレが折れていないか確認しておくと安心です。
簡単に取り外しができる作り帯を活用することで、観劇中の帯の崩れを気にすることなく過ごせます。
まとめ

今回は、歌舞伎を観劇する際の着物選びや着こなしポイントを紹介しました。
歌舞伎を心地よく楽しむためには、落ち着いた柄や色の着物と周囲に配慮した着こなしを押さえておくことが重要です。
座席に合わせた装いをすることで、舞台と客席との一体感も楽しめるのも歌舞伎の醍醐味なのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考にして、歌舞伎を観劇する際は着物の格を意識したコーディネートで楽しんでくださいね。
- 歌舞伎を観劇する時の着物の格とは?座席別の選び方と着こなしポイントを紹介
- 1月に着物で行く都内のお出かけスポットを紹介!寒い冬でもお気に入りの着こなしで楽しもう
- 着物で楽しめる京都の和文化体験5選!古都ならではの日本の伝統と文化を体験しよう
- 着物で結婚式に参列する時の髪型を紹介!祝い日にふさわしい上品な身だしなみとは
- 着物で参加するお茶会のルールとは?失敗しない着物選びと立ち振る舞いを解説

コメント