着物用のオリジナルアクセサリーを作ろう!~ビーズの羽織紐~

洋服でおでかけする時にアクセサリーを付ける人って多いですよね。

着物を着るときにも輝く小物を身に付けたら、パッと明るく華やかな印象になると思いませんか?

しかし、和服と合うアクセサリーってセンスが問われる上に、ネックレスやピアスのように種類が豊富な訳でもなく、自分好みのデザインを探すのも一苦労ですよね。

そこで今回は着物との相性ぴったりの、ビーズを使ったオリジナル羽織紐を作成してみました。

手軽に材料も揃えられて、比較的簡単に作れるので、興味のある人にはオススメです。

それでは、早速作り方をご紹介していきましょう!

  • 小物にこだわりがある
  • ハンドメイドに興味がある
  • オリジナルのアイテムが欲しい
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目次

羽織紐ってどんな紐?

羽織紐は、羽織りを着たときに胸元が開かないようにおさえる役割を担っています。

ちょうど帯の上に見えるので、組み合わせによってコーディネートも楽しめるアクセサリーです。

冠婚葬祭など、フォーマルな場でも使われることが多いですね。

羽織紐の形状には、

  • 紐を丸く組まれた「丸組み」
  • 平らに組んだ「平打ち」
  • とんぼ玉や宝石などを紐に通した「無双」

という3つのタイプがあります。

また、羽織紐の付け方は、羽織に直接紐を通してストラップのように結ぶ「直付け(じかづけ)」と、紐の先端や中央に金具を用いて、取り外しやすくアクセサリー間隔の「鐶付け(かんづけ)」の2種類あります。

今回作ったのは鐶付けの無双タイプで、とんぼ玉や宝石の代わりにビーズを使って作成しました。

デザインを考えるのは面白いですが難しく、自分の羽織りや着物に合うようにイメージしながら、ビーズを選ぶのがポイントです。

羽織紐の作成で必要なもの

ビーズの羽織紐の作成に必要なものは以下の通りです。

・テグス(ナイロンワイヤー)

・好みのビーズ

・金具(丸カン・ボールチップ・ドレスクリップかカニカン)各2個

・ハサミ

・接着剤

~あったら便利~

・やっとこ(平)

丸カンを開く時や、ボールチップを閉じる際に便利です。

・ニッパー

ナイロンワイヤーの場合は、ハサミよりニッパーでカットしてください。

・目打ち

たまにビーズの穴が詰まっているときがあるので目打ちで解消します。

オリジナルの羽織紐の作り方

①ビーズを並べる

まずは中心になる大きめのビーズを1つ決めます。

そこからは、左右対称になるようにビーズを選んで出来上がりのイメージをします。

短かすぎると、羽織りの胸元が窮屈になってしまうのでだいたい20センチ程度を目安に並べてみましょう。

②テグス(ナイロンワイヤー)に通す

約25センチくらいにカットしたテグスを、1本だと強度が不安なので2本用意します。

ビーズが抜けないように2本一緒に玉結びをしてストッパーを作っておきましょう。

①で並べたビーズを端から順番にテグスに通していきます。

③金具でとめる

全てのビーズが通ったら、ボールチップを通して穴から抜けないようにきつく玉結びをします。

余分な部分をカットしたら、結び目に接着剤をつけてボールチップを閉じます。

同様に反対側にもボールチップをつけましょう。

ドレスクリップ(カニカン)をつける

丸カンの先を開いてボールチップとドレスクリップを通します。

(※丸カンは、隙間がないようにカッチリと閉じてくださいね。)

同様に、反対側にも丸カンとドレスクリップをつければ、オリジナルの羽織紐の完成です。

ビーズタイプのメリット

今回作った羽織紐は、ビーズを使った無双タイプの形の羽織紐。

紐を使った和風なデザインと違って、ビーズはキラキラと輝きを放ち、洋風な華やかさが全体のファッションのアクセントにもなります。

普段使っている腕時計や、金属のピアス、指輪などとの相性も良く、程よく和洋ミックスでお洒落なコーディネートを楽しめそうですよね。

テグスにビーズや金具を通していくだけなので、普段細かい作業をしない人や、手芸が得意じゃない人でもチャレンジできそうな難易度。

こだわらなければ、材料は100円ショップでも揃えられるので、気軽に自分オリジナルの羽織紐を作る事ができますよ。

ビーズの種類を変えたり、金具を変えたり、真ん中でつけ外しができる磁石を使ったりと、自分の好みや羽織のデザインに合わせて作ってみてはいかがでしょうか?

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まとめ

この記事では、羽織り紐の作り方をご紹介しました。

まずは自分の物を作ってみて、慣れてきたら着物が好きな友達にプレゼントしてみる、なんていかがでしょうか?

喜ばれること間違いなしですよ!

売っている小物だけじゃなく、自分の手で作った世界で一つのアクセサリーを身に着けたら、もっと着物が好きになりそうですよね。

この記事が、着物のアクセサリー作りに興味を持つきっかけになったのであれば嬉しいです。

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