着物は洋服と違って、コーディネートが難しいと思う人も多いのではないでしょうか。
「いつも同じ着こなしになってしまう」「柄や色に飽きても何着も買えない」など、悩んでしまいますよね。
この記事では、さまざまな着物の着こなしかたをご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
- 皆とは違った着物コーデを楽しみたい
- 友達と一緒に着物でおでかけしたい
- 個性を出していきたい
- 新しい着こなしを発見したい
着物の合わせ方は十人十色
洋服にさまざまな着こなし方があるように、着物も自分の個性を出していくことでどんどんコーディネートが楽しくなります。
それでは、どんなコーディネートがあるのかご紹介していきましょう!
シンプルで着物の良さを感じるコーディネート
昔から伝わる伝統的な着かたでは、着物本来の美しさを感じられます。
自分のお気に入りの着物に、好きな帯を合わせてみましょう。
普段の洋服とは違う凛とした姿に、思わず気分も高揚してしまいますね。
色味を合わせた上品なコーディネート
色の系統を揃えて着ると、上級者らしいまとまった着こなしになります。
優しい色調で合わせた着物や羽織に、黒の帯締めが一本入ることで、コーディネートにメリハリがついて全体が締まった印象を受けますね。
ビーズの半襟や帯揚げなど、それぞれの小物の色合いが着物とよく合っています。
普段のバックやブーツと合わせるコーディネート
着物だからといって、必ず草履を履かなければいけない!なんてことはありません。
普段履いているショートブーツと、シンプルな肩掛けバックを着物に合わせてみると着物の表情がガラッと変わりますよ。
和と洋の組み合わせが、カジュアルな雰囲気を作り出すので、上級者のような着物コーディネートが手軽に楽しめます。
レースのインナーと華やかな帯飾りを使ったコーディネート
帯に季節の飾りをつけているので、華やかで目を引きます。
着物の中には長襦袢ではなく黒いレースのハイネックを着ているので、存在感のある首元や、ちらっと見える袖口がお洒落です。
落ち着いたカラーの着物に、赤と黒のチェックの帯とゴールドの帯飾りを組み合わせています。
ピンクの髪色とも良く合っていて、優雅さと可愛らしさを感じさせるコーディネートです。
帯と羽織を合わせたコーディネート
色々な柄の入った羽織と、帯の色味を見事に合わせたコーディネートです。
淡い色の着物にすることで、羽織と帯の華やかさが一層引き立ち、全体が綺麗にまとまって見えますね。
帯締めと着物をうすいグリーンで合わせ、半衿や帯揚げの色味も揃えています。
一見、合わせるのが難しそうな羽織も着こなす上級者のコーディネートですね。
色と柄を合わせたコーディネート
羽織り、着物、半襟、全てに柄が入っているのに、色や柄の組み合わせによって上品にまとまっているコーディネートです。
帯と帯締めに使われている色が同じで、羽織りに入っている赤も色味を合わせています。
着物の柄と羽織りの柄が少し似ているため、統一性があって調和のとれた着こなし方ですね。
帽子や小物の色を合わせるコーディネート
白とグレーのお着物に白の帯を合わせ、小物やアクセサリーで色味を加えています。
可愛らしいベレー帽や、パンプス、イヤリング、時計、ネイルなど、身につける物はブルーにこだわっています。
小物が多いと賑やかになりそうなイメージですが、色を揃えて組み合わせることによって、まとまりのあるコーディネートになるのです。
そして、着物をお洒落に楽しんでいる「こなれ感」が感じられるコーディネートです。
似た色の着物でも人によって全然違うコーディネートに!
こちらは着物の色味が似ていますが3人共それぞれの着こなし方をしています。
右のコーディネート
1番右は、着物用の帯ではなく、浴衣用の半幅帯を組み合わせたコーディネートです。
裏表に柄がある半幅帯なので、前からみても2種類の柄が見えるよう結び方をアレンジしています。
真ん中のコーディネート
真ん中は半襟と手袋がコーディネートのポイントです。
黒地に花柄の帯と合わせて、半襟も黒地の花柄に付け替えています。
レースの手袋から見える指先は、色味を合わせたカラーのネイルをしています。
左のコーディネート
左は、季節のイベントに合った華やかな帯が印象的です。
長襦袢の下に襟のあるシャツを組み合わせることで、自分のファッションを確立しています。
黒でまとめているので、上品で大人なコーディネートです。
一見似ていると思っても、比べてみると色や柄が全然違うところも着物の面白さです。
自分が持っている着物と似たような色の着物を着ている人がいたら、着こなし方を参考にして取り入れてみると、コーディネートの幅が広がるでしょう。
浴衣を着物風にアレンジしたコーディネート
こちらは、浴衣を着物風に着るコーディネートです。
襦袢を着て足袋を履くと「秋浴衣」として着物らしく浴衣を着ることができますよ。
浴衣なら何着か持っている!という人も多いのではないでしょうか。
秋浴衣に羽織を重ねるなどして着物風に着こなせば、コーディネートのレパートリーも増えそうですね!
まとめ
着物はさまざまなコーディネートが楽しめます。
シンプルに着物を着ることに物足りなさを感じた時、ハイネックのインナーやブーツなどを合わせたり、帽子や小物を取り入れるなどして、普段と違うコーディネートに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
この記事が「自分ウケするコーディネート」の参考になれたのであれば幸いです。
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