先日、岡山和文化イベント「園遊会」があり、岡山後楽園へ着物を着てお出かけしてきました。
せっかくのお出かけだから着物を着よう!と朝から着付けと格闘すること2時間。
帯揚げがうまくできず、お太鼓を諦めて半幅帯に変更する事態に。
着物屋さんでコーディネートチェックと着付けを直してもらい、記念に写真を一枚パシャリ(顔は恥ずかしい(..))
その時のコーデは、着物は古代大島紬、帯は京都の織物屋「宮田織物」の半幅帯を合わせて…レースの羽織でおしゃれ感を出してみました。
着物で見えてないのが残念なのが、長襦袢です。
お気に入りの一つで音符のイラストが散りばめられてとてもかわいい!(^^)!
日本三名園の一つ「岡山後楽園」へ
岡山後楽園は、江戸時代に当時の岡山藩主だった 池田綱政が家臣に命じて、作らせた大名庭園の一つです。
後楽園は、昭和20年の戦災に遭いましたが、江戸時代の絵図などを基に復旧がはかられ、大きく姿を変えることなく今日に受け継がれています。
歴代藩主の「やすらぎの場」であった庭園は、今でも県内外や海外からの観光客に愛されています。
園内には茶室や能舞台があり、回遊庭園になっているので、歩きながらお庭の景色を眺めることができます。
後楽園は、四季を通じて色々な姿が見られるのが魅力の一つ。
庭園のあちらこちらには、季節の花々が見られ、今の季節は紅葉がとてもきれいです。
そして、園内を歩いていると漆黒の岡山城がお目見えします。
岡山城は最近まで、改修工事が行われていました。元々、「烏城」とも呼ばれていて、外壁や屋根が黒いお城だったのですが、改修工事を経てさらに美しい漆黒のお城となって姿を現しました。
「昔のお殿様も庭園を眺めていたのかなぁ」と思いを巡らせながらテクテクとお散歩。
園内を歩いていると芝生のあちこちにかわいい和傘が並んでる!
これは、「幻想庭園」のライトアップ用に準備されているのです。
「幻想庭園」は、春夏秋冬の期間限定で庭園をライトアップして名前の通り幻想的な世界を演出をしています。
ライトアップされている写真がないのが残念。本当にきれいなんですよ。
和文化イベントの一つ「琴の演奏」
本来の目的、「琴の演奏」を聴きに延養亭内の能舞台へいざ!
延養亭は、普段は非公開の場所で年に数回のイベントのときのみ使用されます。
実は、私は琴を習っているのです。もう20数年になるかなぁ…
音痴な私にとって音楽を奏でることは、皆無といっていいほど縁のないものでしたが、下手の横好きとはよく言ったもので、細々と続けています。
私の所属している会のメンバーと先生が出演し、とっても素敵な演奏でした。
あの有名な曲も…鬼滅の刃主題歌「紅蓮華」を琴バージョンで。
和文化イベントは、他にも鼓、能、きものショー、岡山きもの文化人の表彰などが開催されました。能舞台の近くの館で、伝統文化の体験ワークショップもありました。
イベントには、着物で来園している人が多くいて、私のような初心者着付けとは違うきれいな着物と着付けで思わず見入ってしまった!
着付け体験があり、着替えて園内を散策している人もいました。
園遊会は、全体的に和を感じる楽しいイベントでした。
見るだけじゃなく岡山の美味しいもの
桃ソフトクリーム
後楽園を散策中はちょっと暑かったので、園内の茶屋でソフトクリームをいただきました。岡山は果物が有名で、特に白桃はとても美味しい果物です。
その白桃を使った「桃ソフトクリーム」はとっても美味しかった!
ほんのりピンク色で少しさっぱりとしていて甘さ控えめ?のソフトクリームはおすすめ。
他にも抹茶ソフトクリームもあって迷ってしまったけど、桃好きの私は「桃ソフトクリーム」で正解。
お弁当は岡山の郷土料理
帰りにお弁当をもらって園内では食べずに家に持って帰っていただきました。
中身はばら寿司、天ぷら、焼き魚、酢の物など種類豊富であっという間に食べちゃいましたよ。
「ばら寿司」は岡山の郷土料理で、お祭りやお祝い事には家庭で作る機会が多い料理の一つです。
「岡山 ばら寿司」は、駅弁でも有名で売り上げも№1なんです。
おわりに
今回は、久しぶりに着物を着てお出かけしました。
和文化イベント 園遊会という特別な行事を短い時間で、体験することができてよかったなぁと感じました。
来年またあれば今年よりきちんと着物が着れるように精進しなければ…
今年は、時間がなく早々に帰宅しましたが、次回はゆっくりと舞台のイベントを観覧して楽しみたいと思います。
そして改めて後楽園の美しさを感じ、たまに行くのではなく、季節の変わり目には着物をきてお出かけしたいものです。
今回、懇意にしているきもの屋さんで着付けチェックをしていただきありがたかったです。
伺ったときにワークショップがあるから参加してとお話をいただきました。
水引を使った小物や羽織につけるアクセサリー作りなので楽しみにしています。
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